ルーフテント・サイドオーニング・キャンプギア

初心者でも分かるルーフテントガイド!快適なキャンプ体験へ!

初心者でも分かるルーフテントガイド!快適なキャンプ体験へ!
パー子

最近よくキャンプ場で車の屋根の上に
テントが付いているのを見かけるんだけどあれは何だろう?
プラドやランクルみたいなSUVによく乗っているイメージなんだよなぁ!

パパ男

あれはルーフテントやルーフトップテントと言われるキャンプギアで車の上に乗るテントだよ!
売っている所や、使い方など分からないことが多いですよね??

この記事では、メリットやデメリット、価格や種類、おすすめのモデル等
初心者でも分かるように解説しているので、これを読めばルーフテントについては完璧です!

ルーフテントとは?

パパ男

まず始めにルーフテントについて説明するね!

ルーフテントはルーフトップテントとも呼ばれています。
メーカーによって呼び方が異なる事もありますが、基本的には同じです!

車の屋根の上に設置できるテントの事で、快適なキャンプには欠かせないキャンプギアであり
キャンプ初心者にこそオススメのテントです!

パパ男

実は僕もキャンプを始めて最初に購入したテントは、一般的なテントでスノーピークのアメニティドームだったんだけど、フレームの組み立てやガイロープ、ペグダウンと中々の重労働で1回しか使用せずに終わってしまったんだ。

そこでルーフテントに切り替えたら設営がすごく楽になったよ!

展開すると上の画像の様な形になりますが
使用しない時は下の画像の様にコンパクトに折りたたまれています。

見た目のワイルドさや四駆感が増す事でSUVのカスタムパーツとしても人気が出てきています!

ルーフテントのメリットや種類、選び方、設置方法、お手入れ方法などを詳しく解説していきますので ルーフテントで快適なキャンプライフを送りましょう。

ルーフテントのメリットとデメリット

パー子

ルーフテントがどんな物かはわかったけど
メリットとかデメリットも聞きたいなぁ!

パパ男

じゃあ次はルーフテントのメリットとデメリットを紹介していくね!!

実際にルーフテントを使ってキャンプをしているパパ男が
メリットとデメリットを紹介していきます。

ルーフテントのメリット

僕が実際に使って思ったメリットを5つ紹介します。

1,設営と片付けがめっちゃ楽

まず一つ目のメリットは、設営と片付けが楽だという事です!
このメリットが個人的には一番のメリットだと感じています!

理由としましては、通常テント設営の場合、グランドシートの設置やフレームの組み立て、ガイロープの設置やペグダウンなど、設営までにかなりの労力が必要になりますが

ルーフテントの場合は基本的に
チャックや留め具を外して展開するだけなので設営までの時間や労力が少なく楽になります!

この様にキャンプ初心者にこそオススメなのがルーフテントです!
テントの設営が嫌でキャンプ嫌いになる事とはさよならしましょう。

注意
※ルーフテントのモデルや仕様で展開方法が異なるのでよく確認してから購入しよう。
※天候の状態によってはルーフテントでもペグダウンが必要になる場合があります。

2,地面の状況を気にせず快適に寝れる

続いて二つ目のメリットになりますが、地面の凹凸や湿気を気にせずに快適に睡眠がとれます。

車の上にテントを設置しているので、地面の状況に左右されないことが特徴です。

例えば、予約したキャンプサイトに到着したけど肝心な場所がボコボコしているとか
大きな岩があって設営場所をずらさないとならないとか
雨で地面がビショビショで大変なことに等

こういったキャンプでの不満を回避して快適な睡眠がとれます。

3,野生動物や虫の被害を減らせる

三つ目のメリットは、野生動物や虫の被害を減らせる事です。

これもテントが車のルーフ上に設置されていることで
地面でのテント泊に比べると野生動物や虫での被害は格段に減らせます

最近もニュースでたまに見かけますが、テントでの就寝中にクマに襲われて怪我をするとか
僕自身もテントで就寝中に猪に襲われた経験もあります。

幸い怪我などは無かったですが、子供たちや家族が襲われていて怪我でもしていたかと考えるとゾッとします。

こういった経験も踏まえて、車の上で就寝して被害にあう確率を減らせる事は大きいメリットだと思います。

注意
※ルーフの上でも100%被害を無くせるわけではないので注意が必要です。
※テントへアクセスするためのラダーを登ってくる動物もいます。
 【ラダーを取り外せるモデルはさらにリスクが低減します】

4,キャンプ場内でのスペース確保が容易

四つ目のメリットは、狭いキャンプサイトでもスペースの確保が容易に出来ます。

ルーフの上にテントが乗っているので、車の駐車スペースでキャンプサイトが完成します。

折りたたみ式のルーフテントでも、それ程のスペースは必要としませんが、シェル型やタワー型のルーフテントなら、ご自身の車の駐車スペースで完全に収まります。

このように通常のテントと比べると省スペースで設営が出来るので、スペースの有効活用や狭めのキャンプサイトでもメリットがあると思います。

サイドオーニングなどを広げても通常のテント+タープのスペースより格段に省スペースでキャンプが可能です。

注意
※省スペースで展開できるが高さには注意が必要です。
 展開時には結構な高さになるので上に障害物があるサイトには不向きになります。

5,子供が喜ぶ

これは僕に家の場合ですが子供たちが喜んでキャンプに行きます!

通常のテントとは違い一味違ったキャンプスタイルで非日常を味わえるのは醍醐味と言えるでしょう。

テントを展開すると子供たちは秘密基地だと大喜びしています。
テントの中ではゲーム等をして快適に過ごしているようです。

また、公園等でも展開できる場所があれば、簡単に展開できるので公園での休憩スペースとしてもかなり役に立ちます。

河原や森でも快適なスペースが簡単に出来上がるのでメリットだと感じています。

ルーフテントのデメリット

僕が実際に使って感じたデメリットを三つ紹介します。

1,テントを展開したら車を動かすのが難しい

まず一つ目のデメリットですが、テントを展開した後は一人で車を動かす事が出来なくなります。

このデメリットは折りたたみ式のテントで梯子でテントを支えているモデルが該当します。

梯子を誰かに軽く持ってもらい中に浮かせた状態ならば多少の移動は可能です。
シェル型やタワー型の場合は、梯子を取り外せば通常走行は出来ませんが、多少の移動なら一人でも可能です。

例えば、キャンプの途中で買い出しに行くとか、温泉に行くとか車を使っての移動は出来なくなると考えた方が良いです。

もちろんテントをたためば可能ですが面倒なので僕はしません。

こういった理由から基本的には車を動かせなくなるのでデメリットの一つと言えます。

2,立体駐車場に入れない場合がある

二つ目のデメリットですが、立体駐車場に入れない場合があるです。

ルーフテントの取り付けには基本的にはベースキャリアやルーフラックが必要です。
こういったパーツの上にルーフテントが載る形となるので
モデルによって異なりますが車の車高が20cm~30㎝前後高くなります。

家族でショッピングモールの立体駐車場を良く利用するとか
自宅のカーポートの高さが低い等、こういった場面がある方は高さが増すので注意が必要です。

3,車の運動性能の低下

3つ目は、車の燃費や運動性能の低下です。

ルーフテントの重量は50kg~60kgほどとかなりの重さとなります。
その重さがルーフの上に載るので高速走行時のコーナー等運動性能に影響してきます。

また重量の増加と空気抵抗の問題で多少燃費が悪くなることがあります。

運動性能でコーナーのスピードや急なハンドル操作には注意していますが
燃費に関しては体感ですが明らかに悪くなったとは感じてないです。

パー子

メリットとデメリットの両方教えてくれて助かった!

パパ男

今回紹介したメリットとデメリットはあくまで僕が実際に1年半使って感じた事で、様々な意見があると思うので、周りに使っている人がいたら聞いてみてね!

ルーフテントの種類と選び方

パー子

色々分かってきたけど、ルーフテントの種類やどんな物を選んだらいいの??

パパ男

では次は種類と選び方のポイントを説明するね!

まずルーフテントの種類ですが大きく分けてソフトシェルとハードシェルの二つ種類があります。

主な特徴は下記になります。

ソフトシェル

  • 価格が比較的に手ごろである
  • 収納時にコンパクトである(モデルによる)
  • 展開時に広い室内空間で快適に過ごせる(家族におすすめ)
  • 設営と撤収に手間がかかるモデルが多い
  • 外観は通常のテントに近い
  • 四角形が一般的のため空気抵抗が大きく燃費に悪影響がある場合がある
  • カバーを外さないと展開できないモデルもある(かなり手間)

ハードシェル

  • 価格が高いモデルが殆ど
  • 収納時に丈夫なケースで保護される
  • 設営と撤収が簡単で早い
  • 空間効率が低く、室内空間が狭いモデルが多い
  • 外観がスタイリッシュでカッコいい
  • 空気抵抗が少ないので燃費への影響は少ない
  • タワー型やシェル型と展開の種類がある
  • 耐風性、耐久性が高い

ソフトシェルを選ぶ際の注意点は、とにかく展開が楽なモデルを選ぶです!
カバーを外すモデルやフレームを組み立てるモデル等

手間がかかる場合が多いのでその手間がなるべく少ないモデルがオススメです!

ハードシェルを選ぶ場合のポイントは外観が自分の車とマッチするかだと思います!
価格は高価な物が多く、設営は楽なので
材質や見た目の好みで選ぶべきだと思います。

ハードシェルの場合はシェルの上にラックをオプションで追加できるモデルもあるので
ビジュアルと積載量の二つを求める方にはおすすめです。

これらの特徴は代表的な例ですが
自分のニーズや予算に合わせて選ぶことが重要です。

両タイプには良い所も悪い所もあるため
自分のキャンプスタイルや車に合ったルーフテントを選ぶことで快適なキャンプになるはずです!

ルーフテントのおすすめモデル2選

パー子

種類と選び方は分かったけど結局どのモデルを買えばいいの?

パパ男

では、おすすめモデル2選という事で
実際に僕が使っておすすめできるルーフテントをソフトシェルとハードシェルそれぞれで一つずつ紹介するね!

ソフトシェルのおすすめモデルはこちら

ARB フリンダース ルーフトップテント

一番のおすすめ理由はカバーを取り外す必要が無いため設営と撤収が楽です!
カバーを取り外してから展開するモデルが多い中
これはカバーのチャックを空けて展開して伸縮ポールを引き延ばすだけです!

撤収時は、バンジーコードシステム(ゴムの引っ張る力を利用して、テント収納時にテントの壁を内側へ入り込むようにするシステム)で、容易にきちんと折り畳むことができます。

ラダーは脱着式で使わない時は外しておけます。
ラダーを装着していない状態での全高が200mmと低いため、風抵抗が減少し、車高も低くなります。

詳しくは動画でも説明しているので是非見てみて下さい。

ハードシェルのおすすめモデルはこちら

GIWORKSルーフテント

こちらのルーフテントの最大の特徴は主要部品には高純度のアルミニウムで作られている事です。

アルミニウムをハニカム構造に加工する事で
アルミニウムの内部に空洞を作り直光日光による熱がテント内に伝わりにくい構造となっております。

このハニカム構造により
テント内の温度上昇を大幅に抑え、外気温に左右されることが少なく、テント内を快適に保つことができます。

アルミニウム合金のテントは非常に頑丈で耐久性に優れています。
ソフトシェルのルーフテントの高さは20cm~30cmぐらいが一般的ですが

このテントの高さは、わずか16cmと非常に薄く車高の高さ問題を解決できるかもしれません。

また、テントの上にはオプションでルーフラックも取り付け可能です。

キャンプでよく使うコンテナを複数積んだり
ポーダブルバッテリーのソーラーパネルを設置して充電しながら使えたりと
なにかと便利なオプションパーツです。

テントの前後と左右のアルミニウム合金フレームには、レールが装着されており
サイドオーニングやLEDランプなど、アイデアと工夫で色々なオプションを装備することも出来るので自分の好みにカスタムできます。

テント本体は防水性と通気性のある素材で作られており、風や雨、寒さの中での使用も問題無し。

テントの生地はポリコットンで2000ml耐水です!
この耐水の数値は他のルーフテントと比べてもかなり高いので自然の中でのキャンプでは安心できるポイントです。

テント内にはポーダブルバッテリーで使える換気扇も付いているので便利です。

テントとアルミフレームはジッパーで分離出来るので、テントが壊れた場合は、テントのみ交換できるので長く使えるのもおすすめポイントです!

詳しく動画でも解説しているので是非ご覧ください!

テント設置方法と注意点

パー子

ルーフテントの設置方法とか、取り付け出来ない車種とかもあるの?

パパ男

では次は設置方法や注意点について解説していくね!

ルーフテントの取り付けは基本的にはどのモデルも簡単です!

やり方はテントとテントを載せる物を金具でしっかりと固定するだけです。

殆どの場合ベースキャリアかルーフラックへの取り付けになると思うので
その二つの実際の取り付け例と注意点を見ていこう。

ルーフラックへの取り付けの場合

取り付け方はどのモデルも大体同じで
下の画像の様にテントとルーフラックを付属パーツの金具で固定するだけです!

ベースキャリアへの取り付けの場合

こちらもルーフラックがベースキャリアに変わっただけで
取り付け方法は全く同じです。

注意点としてはとにかくしっかりと固定出来ているかの確認は確実に行ってください!
走行中に外れたら大事故につながります。

作業や取り付け方法は簡単ですが
テント本体が50kg~60kgとかなり重いのでルーフに載せるのも注意が必要です!

最低でも3人、出来れば4人で取り付けを行うのが安全だと思います。

ルーフラックに取り付けする場合はルーフとラックとの隙間での作業になるので
作業スペースが狭く苦労する場合もあります。
ラチェット式の工具があれば作業が便利です。

車に傷が付きそうな場所や場面では養生テープや毛布など保護した方がもしもの時に安心です!

また、取り付けする車の耐荷重もよく確認する必要があります!

車種によっては耐荷重が足りなくて取り付けが出来ない場合もあります。
僕が実際に取り付けているのを見た事がある車種は下記です。

  • ランドクルーザー
  • ランドクルーザー プラド
  • ジムニー
  • Gクラス
  • ディフェンダー
  • ラングラー
  • FJクルーザー
  • レガシィアウトバック
注意
年式やグレードによっても違う場合があるので、販売店やディーラーで確実に確認する事!

キャンプ場でのルーフテント活用アイデア

パパ男

ここではキャンプでのルーフテントの活用事例を動画でご覧ください!

一番の醍醐味は自然の中でのキャンプだと思います!
停まった場所がキャンプ地です!

絶景キャンプに繰り出しましょう。

ファミリーキャンプでは設営と撤収が楽なので大活躍!

極寒の中でも寝袋と電気毛布があればそこそこいけます!

ルーフテントのお手入れ方法とメンテナンス

パー子

ルーフテントってお手入れやメンテナンスが面倒だったりするのかな?

パパ男

お手入れやメンテナンスも簡単だから説明しておくね!

結論から言うとお手入れもメンテナンスも通常のテントと同じです!
その他は車と取り付けてある金具に緩みや異常が無いかを定期的に確認する事です。

通常のテントでも使用後は清掃したり、雨で濡れてしまったらきちんと乾かすように

ルーフテントも同様のお手入れが必要になります!

特に乾燥はきちんと行わないとカビや臭いの原因となるので注意です!
乾燥方法は晴れた日に展開しておけばいいので場所を取らず比較的簡単だと思います。
僕も雨の日のキャンプの後は自宅の駐車場で展開して乾燥させてます!

注意
雨続きの日が続くと展開できないのでカビが生える可能性が高くなります。天気予報で雨が続く場合はよく考えてから使用する方がいいでしょう。

あとは洗車のついでにたまに一緒にケースを洗ったり、テントに防水スプレーをかけたり、ファスナー類等の金具類に錆止めなどのメンテナンスを施しておけば長持ちします!

まとめ

ルーフテントは、快適なキャンプ体験を実現するためのアイテムとして注目されています。

この記事では、メリットや種類、選び方、設置方法、お手入れ方法などを詳しく解説しました。
自分の車やキャンプスタイルに合った物を選ぶことが大切です。

また、適切な設置方法やお手入れによって、テントを長持ちさせる事が出来ます。

テントを上手に活用して、快適で楽しいキャンプライフを満喫しましょう。

今後もルーフテントの進化や新たな活用方法が出てくると思います。
キャンプのスタイルを進化させるルーフテントで、新しいアウトドアライフ楽しみましょう。

当社でもルーフテントの販売や取り付けを行っていますのでお気軽にご相談ください!

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